|
|||
  |
 |
 |
| Ｊリーグジュビロ磐田の公式ジュニアチアリーダーズ『Jubies』(ジュビィズ)。先日のDazzling Style vol.31でお知らせしたとおり、今回はJubiesに6月に入会した第4期後期メンバーのデビュー戦をレポートします。 ぜひお楽しみください。 |
| 第4期後期メンバー、デビュー！ |
| 今期のJubiesでは前期・後期で2回新規メンバーを募集し、1月にレッスンをスタートした前期メンバーは、Dazzling Style vol.27でもご紹介したように3月のリーグ開幕戦で見事デビュー。続く後期メンバーは6月にレッスンをスタートし、シーズン終盤に向けサポーターの応援にも力が入る9月のデビューを目指して頑張って来ました。 そして、まだまだ残暑の厳しい9月1日(土)。サンフレッチェ広島戦にて第4期Jubies後期メンバーが晴れてデビューを迎えました。今回は、フラッグとポンポンで盛り上げる『選手入場』と、ハーフタイムのダンスでの出演。入会から2ヶ月半、一生懸命練習してきた成果を見せることができるでしょうか？ 
集合して出欠を確認しているときから、緊張している様子の後期メンバーたち。初めてのヤマハスタジアムで、大勢のお客さんの前でのパフォーマンスに緊張するなと言う方が無理かもしれません。と、ここに予定外の嬉しいハプニング。ジュビロ磐田のマスコットのジュビィちゃんが、練習に飛び入り参加してくれたのです。ジュビィちゃんは、Jubiesが出演する試合ではJubiesとお揃いのユニフォームを着て、Jubiesと一緒に同じ振り付けで踊ります。しかも、とっても上手！！ 「しっかり踊らないとジュビィちゃんばっかり目立っちゃうよ！」 レッスン会場兼控室の体育館に、岡田ディレクターの声が響きます。ジュビィちゃんに負けまいと、より大きく、より元気に踊ろうと頑張るJubiesメンバーの中で、ダンス技術はまだ未熟な分、後期メンバーは元気な声でアピールしていました☆ さらに、既存メンバーが試合前パフォーマンスに出演している間も、後期メンバーはみんなで休まず練習。しかも、先生から言われたハーフタイムのダンスの練習だけでなく、まだ習っていないジャンプやラインダンスまで練習していた様子です。  上のクラスのお姉さんメンバーが、パフォーマンスやアピールでやっていたのを見ていたんですね。実際には練習ではなく、単に「かっこいい！やってみたい！」と思ってのことだったかもしれません。でも、「やってみたい」は「出来るようになりたい」の入口。そこから「早くいろんなことが出来るようになりたい！」「もっと上手になりたい！」という気持ちが生まれ、技術レベルも上がっていくのです。 一方の既存メンバー。試合前パフォーマンスは踊り慣れてきて安定感が出てきたのは良かったのですが、YOUTHクラスは新曲でミスも多くちょっと残念でした。確かにいつもより確認時間が短く、慌ただしい状況での出演ではありましたが、それは観ているお客様には関係ないこと。どんな状況でもしっかり魅せるパフォーマンスができることが大事です。 でも、その後のハーフタイムのパフォーマンスでは全員が「先生に注意されたことを自分たちで直して出る！」という姿勢が見られ、大人数でのロールもきれいに流れてスタンドが湧いたのは、さすが☆ また、控室でも、慣れない後期メンバーの面倒をみたり、先生に注意される前にそっとアドバイスして直してあげたりと、チアスピリットを感じさせる一面を見せていました。 |
| 同じチームでも、年齢や学年も違えば、経験値もそれぞれ違います。出来ないメンバーがいたら、出来るメンバーが教えてあげる。自分が出来ないことがあったら、出来るようになるよう頑張るのと同時に、その時に出来ることを全力で頑張る。 例えばダンスにしても、振りを覚えて楽しく踊れるようになったからといってそこで満足しないこと。試合毎に向上して、何試合も応援に来てくだっているサポーターの方々でも飽きさせないよう、魅せるパフォーマンスを目指すことがとても大事です。  その姿勢もなくスタジアムで踊るのは、チームにも観客の皆さんにも失礼です。さらに、魅せるパフォーマンスはチーム内でも威力を発揮します。「あの人みたいになりたい！」「自分もあんな風にステキに踊れるようになりたい！」と思うことも、思われることも、メンバーに刺激を与えます。そしてそのメンバーをレベルアップさせるだけでなく、チーム全体のレベルアップにも繋がります。 今回のデビューでは、直前まで楽しそうにニコニコ笑っていたのに、いざピッチに出たら緊張で表情も固まったまま黙々と踊る姿がちらほら見られた反面、もう嬉しくってしょうがない！といった表情で踊るメンバーもたくさん見られました。レッスンでいっぱい怒られてきた分、嬉しさもひとしおだったのでしょう。 「パフォーマンスを終えて、走って退場してきた時の『やり遂げた！』という表情は忘れられない。 実際、指導者としてはもっと気をつけて欲しかった点がたくさんあったけれど、まずはデビュー戦でその表情が見られたのが良かった。」 とは、岡田ディレクターの後日談。 見る人を元気にする存在であるチアリーダー。どうやらJubiesの後期メンバーも、ひとまず良いデビューを飾れたようです。 |
 |
|
 |
 連載一覧 |
| ▲このページの先頭へ戻る |
|
