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チアリーディングは、子供から大人までそれぞれの年代で楽しみながらできて、様々な効果が得られるスポーツです。単にダンスを踊るだけではなく、頑張っている選手やチームの応援を通して“一体感や感動を共有する”といったスポーツの新たな楽しみを知ることもできます...
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連載 article vol.60
東京ヤクルトスワローズ公式ジュニアチアリーダーズ Sparkles 2013年シーズン試合応援終了
 
ついこの前、始まったと思った2013年シーズンも夏を過ぎるとあっという間!総勢230人のキッズチアリーダーが神宮球場に集結した「キッズチアコラボレーション」が行われた2週間後、ヤクルト公式ジュニアチアリーダーズSparklesは2013年シーズン最後の試合応援を迎えました。
 
2013年9月14日(土)
 
週末のホームゲームに出演しているSparklesは、9月14日(土)・15日(日)で今シーズンの応援も終了です。対戦相手は奇しくも昨年と同じ横浜DeNAベイスターズでした。
しかし週末に向けて大型台風の日本上陸が報じられており、なんと15日には関東地方直撃の見込み。その予報通りなら15日は雨天中止となってしまう公算大なので、14日が実質的な最終戦ということになります。もちろん毎試合「オンリーワン」と思って臨んでいますが、“最終戦”と思うと、やはり悔いのない集大成を見せたいもの。バレンティン選手のホームラン記録更新への期待に沸くスタジアムを、さらに熱く盛り上げましょう!

ということで、最後まで攻めるSparkles(笑)
ラスト2試合の今回、試合前のオープニングダンスで新しいフォーメーションに初挑戦しました。
結果は大成功!事前にグラウンドでリハーサル等はできないためレッスンスタジオで想像力のみで練習してきましたが、低学年メンバーの動きにも躊躇はなく、キレイなフォーメーションが取れていました。
なのに何故か変更していない所で迷子が数人。今まで何度も踊ってきた上に、出番前の控室でも繰り返し確認したのに!・・・残念です。「どうすれば覚えられるか?」「迷わずに動けるか?」を自分たちでもう一度考えて乗り越えて欲しいと思います。

そんなことはあったものの、メンバー自身にも「今日が今シーズン最後の応援」という思いがあるのでしょう。「試合前」「選手花道」「3回表後」「5回表後」「東京音頭」と全体的に良いパフォーマンスでした☆
しかし位置取りが安定して列がキレイに作れるようになったため、今度はダンスのクセや動きのバラツキが目に付くようになってきました。自分だけで踊るのではなく、隣と息を合わせて踊る、“個”ではなく“チーム”で踊る意識。“全体(チーム)としてどのように見えているか?”への意識が、今後の課題ですね。でも上達しなければ次の課題も見えて来ませんから、こうして“次”が見えたこと自体、Sparkelsの成長の証と言えます。

控室での過ごし方も今回は良かったです。「お腹が痛い」「ぶつけた」等でも自分から先生に伝えて対処できていましたし、結果的に解散まで全員が元気に過ごせていました。時間管理や互いの注意などもメンバー同士で自発的に出来ていたのも素晴らしい♪
ただ年長のYOUTHメンバーが中心になるのは良しとしても、Jr.メンバーがYOUTHに頼ってばかりなのは気になりました。例えばウォーミングアップで動きを主導するのはYOUTHでも、大きな声でカウントを言うことはJr.だって出来ます。自分たちに出来ることをもっと積極的に気づいて実行する。今までも先生に何度も言われてきていることなので、ぜひ全員が出来るようになって欲しいです。

Sparklesでは毎シーズン最終戦の解散時に保護者の方々へメンバーから「ご挨拶」という形で感謝の気持ちを伝えています。今年は台風の影響を考えて一日前倒しで「ご挨拶」することとなりました。
今回、先生は話し合いの時間だけ決めてノータッチ。「ご挨拶」の内容や伝え方、それを言うメンバーの人数や選出方法など全てメンバー同士で相談して決めます。さっそく「高校生グループ」「高学年グループ」「低学年グループ」に分かれてワイワイひそひそ。変な遠慮や譲り合いがないのが見ていて気持ちが良い。こういうところにもチームワークは出るものです。
結果を先生に報告し、無事「OK」もいただきました。最後の出番『東京音頭』も終わり、着替えたら、いざ「ご挨拶」。
保護者の皆さんから嬉しそうな笑顔と大きな拍手をいただきました。
全員参加で話し合って、しっかり感謝の気持ちを伝えられたSparklesは、やはりステキなチームだと思います☆

試合もスワローズが勝利!
ただ残念ながらバレンティン選手の記録更新は成らず、「せっかくなら神宮で叶えて欲しい!」と明日への期待が膨らみます。さて、明日のお天気は・・・?
 
2013年9月15日(日) シーズン最後の応援
 
見事な秋晴れ!
「人も飛ばされちゃうんじゃないか?!」と思うほど激しく、ニュース番組でも「安全のため外出は控えてください」と呼びかけていた午前中の暴風雨が嘘のよう。「中止だと思っていたので慌ててお弁当を作った」というお母さんもいらっしゃいました。バレンティン選手の記録更新を望むファンの熱意が台風を追いやったのか、Sparklesに強力な晴女がいるのか?!
どちらにしても、シーズン最後の応援に嬉しい野球日和となりました♪

Sparklesも集合の時から挨拶の声も大きく、集中していました。控室に入ってからも積極的に動いて声をかけ合っています。「良い雰囲気を自分たちでつくろう!」という気持ちが伝わってきましたし、「昨日注意されたことに気をつけよう!」という意識もYOUTHを中心に行動に表れていました。今後は決まったメンバーだけでなく、誰からも声がけや率先した動きがあるようにしたいですね。
パフォーマンスも良かったです!

隣同士やチーム全体が意識できていて、一体感が増していました。その意識を忘れずに、今後ますますチームワークを高めていって欲しいと思います。
さっそく改善の兆しが見えた一方で、最も動きのシンプルな『東京音頭』ではまだバラつきが目につきました。テンポがゆっくりしていて揃えづらい面はありますが、アームモーションなどの基本をしっかり身につける、動きのアクセントを揃える、チームパフォーマンスを意識する等々で完成度は上がります。「ヤクルトの応援」と言えば「『東京音頭』の傘振り」を思い浮かべる人も多いだけに、スワローズファンと力強く盛り上がって、「Sparklesと一緒だと気合いが入る」「気持ち良く傘が振れる」と言われるくらいになりましょう!

試合はスワローズの見事な連勝☆
バレンティン選手もホームラン記録を更新!!なんとその次の打席でもホームランを放ち、自ら華を添えました。
控室のモニターで記録更新の瞬間を見たメンバーたちはもちろん全員大喜び!そんなメモリアルな試合に出演でき、シーズンを締めくくれたSparklesはとても幸せなチームだと思います。

シーズンの最後にいただいた感動と喜びをお返しする方法は、チアリーダーとしてはただ一つです。
次のSparklesの出番となる『ファン感謝デー』を、ぜひご期待ください☆
 
 
 
Sparkles(スパークルズ)
プロ野球東京ヤクルトスワローズの公式ジュニアチアリーダーチームとして2010年に発足。新規メンバー募集は春と秋の年2回。2013年10月現在、小学1年生~高校2年生まで58名が在籍。神宮外苑と落合南長崎のスタジオでそれぞれ週1回レッスンを行っている。
主な活動は、神宮球場でのスワローズ主催試合での応援パフォーマンスやイベント出演など。

■HP:http://www.yakult-swallows.co.jp/guide/sparkles/
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