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昨年・一昨年に続き、今年も神宮球場でヤクルトスワローズ公式ジュニアチアリーダーズSparklesを中心にキッズチアリーダーたちが大集合する『キッズチアコラボレーション』が行われました。今年はなんと総勢240名!もちろん今までで最多の参加者数です。 |
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8月24日(土)全チーム合同練習 |
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人数が増えることで表現の幅も広がりますが、一方できれいな整列やフォーメーション作りがより難しくなります。出演当日はリハーサルが行えないので、事前に出演全チーム参加の合同練習を行いました。PEPsチアリーダーズ、メガロス武蔵小金井チアダンススクール、A-1ラブクローバー、東川口ロミフルズ、TIGGERS DANCE TEAM、SUNNYS、そしてSparkelsの全7チームが揃って、さあ、練習開始です。
たった1回の合同練習。限られた時間を出来るだけ有効に使うために、ダンスやチームごとの動きはそれぞれのレッスンで仕上げてきて、今日は全員でしかできない全体のフォーメーションや動きなどの確認が中心です。屋内とはいえ、まだまだ厳しい残暑。こまめに水分補給しつつ、次々と確認し、必要に応じて修正や調整を加えていきます。 |
90分強とは思えない濃い練習でしたが、中には今日に向けての準備が足りないメンバーや集中を切らしてしまうメンバーが散見されたのが残念でした。他のメンバーに甘えて頼ってしまう、良くない意味でコラボレーションに慣れてしまう、あるいは大勢の中なら目立たないだろうと高を括る・・・どれも先生は見逃しません。
「やる気がないなら出なくて良いです!」
・・・今年も言われてしまいました。
もう一つ残念だったことがあります。
それは返事と挨拶。普段のレッスンでは出来ていることが、他チームと一緒になると途端にできなくなってしまうのは何故なのでしょう?“やらないと怒られるからやる”のではなく、なぜ返事が大切なのか?大きな声で挨拶をするのか?もう一度考えて欲しいですし、“意味がある”“(やることが)良いと思う”と本心から思っているなら堂々と行動に移して欲しいと思います。
もちろん、良かった!と思ったことも沢山あります。
今回の合同練習は小学校の体育館をお借りして行いましたが、フロアを最大限使えるよう各自の荷物はステージの上にチーム毎にまとめて置きました。 練習の合間の水分補給もステージ上です。当日欠席者がいたとはいえ150名近い人数。半々にしても相当な人数です。それでもチーム同士やチーム内で互いに譲り合い、混乱することは一度もありませんでしたし、遅いメンバーにチームメイトが声をかけて素早い行動を促す姿も見受けられました。
コラボレ-ションは7チームが1つのチームとしてパフォーマンスを行うものです。ぜひ本番でもチームワークを発揮した素晴らしいパフォーマンスを期待したいです!
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9月1日(日)キッズチアコラボ当日 |
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本番2日前に大型台風が発生!九州上陸!!ということで心配されたお天気も、当日は快晴。雨が降らなかったのは何よりですが、猛暑再来?!と思わせる暑さでメンバーの体調が心配。神宮球場は控室施設が少ないため、殆どのメンバーが場外で集合し、そのまま出番まで30分近く待機となります。しかしそこはさすがチアリーダー。しっかり自分たちで体調もテンションも整えて出番に備えていました。
「今日はSparklesと一緒に神宮球場を盛り上げるために、たくさんのチアリーダーが応援に来てくれました~!」
お馴染みスタジアムDJパトリックさんの元気な声がスタジアムに響きます。
「総勢240名による今日だけのスペシャルパフォーマンス!ぜひお楽しみください!!」
2塁後方のフィールドいっぱいに広がる色とりどりのユニフォームとポンポン!なんて華やか!!スタンドのテンションもググッと上がった感じがします。
ダンスも動きが大きく、モーションもよく揃っています。合同練習の後、各チームでしっかり練習して来たのでしょう。 |
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「S!」「W!」「A!」 「L!」 「L!」 「O!」 「W!」 「S!」
音楽に合わせポンポンで“SWALLOWS”を一文字ずつ作っていきます。Sの時には「S!」、Wの時には「W!」と全員でコールします。スピーカーからガンガン流れる音楽にも負けず、バックネット裏最上段の彼女たちから一番遠い席まで一文字一文字のコールがしっかり聞こえていました☆
合同練習で手こずったロールオフも、ちょっとギリギリでしたがきれいに決まりました。
続けてスワローズの応援ソング『We are the Swallows』♪ヤクルトの公式ダンスチームPassionも登場。振りを覚えていてスタンドで一緒に踊るお客さんの姿がビジョンに映し出されさらに盛り上がるスタジアム!
まさに“スタジアム一体!”という感じでした。
「GO!」
ひときわ力強いコールでフィニッシュ。
スタンドからわっという声と大きな拍手が起こりました。そして退場に駆けるキッズチアの最後の一人の姿が見えなくなるまで拍手で送っていただきました。
今年も大成功☆のキッズチアコラボレーションでした。
本番で細かいミスはありましたが、全体として動きが揃っていましたし、フォーメ-ションのバランスも良かったので、パフォーマンスがとてもクリアに見えました。何より、皆がとても楽しそうだったのが良かった!!チアリーダーは、ただ踊るだけでなく、パフォーマンスを通じてメッセージを伝える存在ですが、その楽しそうな姿は「見る人を元気にしよう!」「一緒に応援しましょうという気持ちを伝えよう!」というメッセージそのもののように見えました。また、全体練習を経て、そこで出た課題をきちんと練習してきたのが感じられたことも良かったと思います。
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来年は、コラボしつつも、チーム同士メンバー同士が良い意味でもっと刺激し合い、意識し合い、互いに高め合える場になると良いなと思います。来年も実現したいと思っています。“共演”ではなく“競演”で。
来年もまた神宮を華やかに盛り上げるコラボレーションを実施できるよう頑張ります! |
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