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チアリーディングは、子供から大人までそれぞれの年代で楽しみながらできて、様々な効果が得られるスポーツです。単にダンスを踊るだけではなく、頑張っている選手やチームの応援を通して“一体感や感動を共有する”といったスポーツの新たな楽しみを知ることもできます...
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連載 article vol.57
東京ヤクルトスワローズ夏休み特別企画 Sparklesと一緒に踊るSummer Camp 2013 Report編
 
Dazzling Style vol.53でご紹介した東京ヤクルトスワローズ公式ジュニアチアリーダーズSparklesの夏休み特別企画『Sparklesと一緒に踊るSummer Camp2013』が先日実施されました!
今回はその様子をレポートします☆
 
第1日目:初めてのレッスン
 
2013年8月13日(火) Summer Camp初日。神宮球場はまだ朝の9時前だというのに太陽が外周アスファルトをジリジリと照りつけ、立っているだけで汗が噴き出してきます。
今年のCamp参加者は全部で24名。5歳~小学2年生対象の低学年クラスのレッスンからCampスタートです。ワクワクと不安の入り交じった表情の中に見覚えのあるお顔がチラホラ・・・。昨年に引き続き2年連続で参加してくれたのです!「去年すごく楽しかったから」嬉しいのと同時に、去年以上に楽しんでもらおう!と気合いが入ります。

レッスンは神宮球場内の一室で行います。空調つきで快適な会場ですが、熱中症を考えてこまめに水分補給をしながら進めていきます。
と言っても、すぐには動きません。実際に体を動かす前に、Sparklesが大切にしている“チアリーダーとしての3つの『お約束』”を先生が説明します。

<お約束その1> チアスマイル
チアリーダーは「応援する人」「周りの人を元気にする存在」です。応援する気持ちを伝える時も相手を元気にする時も、笑顔は不可欠です。

<お約束その2> 大きな声で挨拶・返事
相手に気持ちが伝わらなければ挨拶の意味はありません。返事も同じく。相手の眼を見て、気持ちを込めて、大きな声で。またお返事をするには、お話もきちんと聞けなければなりません。Camp参加者も2日目にはSparklesと一緒に実際にプロ野球の試合応援に出演します。元気に応援することももちろん大事ですが、1プレイ1プレイ真剣勝負のプロスポーツの場合、「試合や選手の邪魔をしないこと」が最重要事項。状況に応じて出される先生の指示を聞き逃さず、確実に理解し、実行する。そのために普段のレッスンからしっかりと話を聞き、理解し、行動する習慣を身につけることを心がけます。
簡単なようで実はできていないこと、けっこう多いのです。

<お約束その3> チームワーク
チアリーディングはチームスポーツ。たった2日間とはいえ一緒に活動するチームの仲間として、お互いを知り仲良くなること、お互いを思いやることがとても大事なのです。また、試合出演の際には皆で並んで踊ります。きれいに列を作ることも、お互いに協力しなければできないことです。

 
チアリーダーについて学んだら、次は一人ずつ自己紹介していきます。早速『3つのお約束』を生かすチャンスです!笑顔で、大きな声で自己紹介できるか?発表する人が、話しやすい環境を作れているか?
まだまだ照れはあるものの、レッスン前と比べて少し顔つきが変わったように見える子もいました。

ポンポンが配られて、いよいよレッスン開始です!右手に「青」、左手に「赤」。スワローズのチームカラーです。ポンポンのキラキラに負けないくらい輝く笑顔でスワローズを盛り上げましょう!
 
9時から90分でレッスン終了。続けて10時半から小学3年生~中学3年生クラスのレッスンです。低学年クラスと同じく、自己紹介から『3つのお約束』を経て、実際に動いてのレッスンになります。今年はチア経験者も数名いて、ウォーミングアップやストレッチも慣れた感じです。が、ちょっとまだ照れがあるのか “元気”や“笑顔”が足りないようです。年齢的に仕方ない部分もありますが、チアリーダーとしてヤクルトスワローズの応援に来たのですから、そこは気持ちを切り替えて、本番では最高の笑顔を期待したいです。

Camp参加者は翌日の試合ではオープニングと7回表終了後の2回の出演があります。オープニングではスワローズの応援ソング「We Are The Swallows」を、7回表後つまりラッキーセブンの攻撃前には傘ふりでお馴染みの「東京音頭」を踊ります。低学年クラスも高学年クラスも今日のレッスンで「We Are The Swallows」の振り付けを9割方終了。(早い!)
明日のレッスンでは残りの1割と「東京音頭」の振り付けを覚え、夕方の本番を迎える予定です。
 
第2日目:レッスン、そして本番!
 
昨日に続いて9時~低学年クラス、10時半~高学年クラスのレッスンが行われました。が、昨日と違ったことが一つ。
2クラスが入れ替わる前後の時間を使って、神宮球場のスタンドで記念撮影が行われたのです。本番で着るお揃いのスワローズTシャツ姿でパチリ。ちょっと眩しそうですが、みんな良い表情です。
あ、違ったことがもう一つありました。それは、元気なご挨拶。特に低学年クラスは昨日よりも大きな声で元気に挨拶と返事ができていました。習ったことを即実践。とても大切なことです。
スタンドで記念撮影のほかに重要なレッスンもありました。本番を想定した動きと位置の確認です。どこからグラウンドに入るのか、踊る場所へはどう移動し、どちらを向いて踊るのか、そして退場の方向は?など実際にグラウンドを見ながら確認していきます。「球場で踊る」にはダンス以外に覚えることがいっぱいあるのです。
 
レッスン終了後はいったん解散し、出演時間に合わせて再度集合します。「いよいよ本番!」と緊張の面々。そこにSparklesが合流しました。
そうそう、言い忘れていましたが今年のCampではレッスンにSparklesのYOUTHメンバーが2名ずつ参加しています。さっきまで前でお手本を踊っていたお姉さんが、衣装を着て登場。レッスンの時よりも颯爽としていて輝いて見えます。その姿をCampメンバーのキラキラした目で見ています。
「こんにちは!」
Sparklesが元気な声で近くを通るお客さんたちに挨拶すると、お客さんも笑顔で応えてくれます。中には手を振って応えてくれるお客さんも!それを見てCampメンバーも「チアスマイル」や「大きな声で挨拶」の大切さを実感したのでしょう。笑顔や挨拶が少しずつ自然に楽しそうに出て来るようになってきました。
 

そして本番!
2日間だけのレッスンでしたが、全員で頑張って元気なパフォーマンスができました。ダンスがちょっと覚束ないメンバーは大きな声と笑顔で「応援したい!」という気持ちを伝え、お年頃の高学年メンバーはやはり照れが出てしまいながらも気合いの入ったダンスで気持ちが伝わってきました。
それぞれ手応えがあったでしょうし、自分たちのダンスに合わせてスタンド中に揺れる色とりどりの傘など普段スタンドからは見られない光景や大観衆の声も忘れられない思い出になったと思います。

 
2度の出演を無事終了し、Campメンバーは解散です。レッスンやSparklesの姿を通して『お約束』の大切さや力いっぱいしっかりやることの気持ち良さなど、「夏休みの思い出」と共に心に残ってくれていたら良いなと思います。
そして来年Summer Campを実施した時に、また一緒にスワローズを応援し、チアの楽しさをさらに実感して貰えたらとても嬉しいです。
 
概要
 
Sparkles秋季メンバー募集中!詳細および応募方法はスワローズ公式HPをご覧ください。 スワローズ公式HP
 
 
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