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> vol.47 キッズチアコラボパフォーマンス in JBL
チアリーディングは、子供から大人までそれぞれの年代で楽しみながらできて、様々な効果が得られるスポーツです。単にダンスを踊るだけではなく、頑張っている選手やチームの応援を通して“一体感や感動を共有する”といったスポーツの新たな楽しみを知ることもできます...
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前回の予告通り、今回はコラボパフォーマンスin JBL(日本バスケットボールリーグ)の様子をレポートします。その日の試合は、21週に渡るレギュラーシーズンの第20週。まさに大詰めです。熱気溢れる会場を、より熱く盛り上げるパフォーマンスはできたのか?
どうぞお楽しみください。
2013年3月10日(日)コラボに必須!の合同練習
今回、一緒に応援パフォーマンスに出演するのは、PEPsチアリーダーズ、A-1ラブクローバー、武蔵小金井メガロスチアダンススクールの3チーム。昨年はバスケの試合への出演が初めてということもあって、
ロミフルズも加わった4チームでコラボパフォーマンスを行いましたが、今年はロミフルズは単独出演に挑戦。見事、元気でパワフルなパフォーマンスで会場を盛り上げました☆(その様子は前回のDazzling Styleをぜひご覧ください♪)
ロミフルズの3倍近い人数のコラボチームとしては、パワーと迫力では負けていられません。普段別々に練習している3チームが一つのチームとして最高のパフォーマンスが出来るよう、今回も合同練習が行われました。
本番当日の会場では位置の確認程度しかできないため、この合同練習が実質的なリハーサル。フォーメーションや移動の仕方、ロールなどを次々と確認していきます。
パフォーマンスは、コートの広さとコラボゆえの人数を生かして、ダンスだけでなくフォーメーションや移動の面白さも楽しめる演出になっています。そのため、メンバーは自分の動きと全体の動きを把握して、的確な移動と位置取りが求められます。
しかし、普段練習しているのは、いわゆるダンススタジオ。バスケットコートの広さと距離感がなかなか掴めません。
いつもはできているTモーションでの間隔取りやウィンドウもできず何度も先生に注意されます。声だって、もっと出るはずなのに・・・。
そうこうするうちに練習時間が終了。結局、位置取りに関しては「完璧!」と言える出来にはなりませんでした。でも、ダンスはなかなかの完成度☆本番までの一週間で、それぞれ出来るだけの準備をして、本番では100%の力を出し切ってくれることを期待しましょう。最後は全員で円陣を組み、気持ちと声を一つに、コールで解散しました。
2013年3月16日(土)本番@代々木第二体育館
15時試合開始。出演はハーフタイムなので16時頃を予定。
13時に、実際に踊るバスケットコートで位置の確認ができるということで、メンバーは12:45に集合。荷物を置き、準備をしてコートに移動します。使えるのは10分間。試合前イベントと試合開始の間の僅かな時間です。限られた時間の中、フォーメーションや移動を次々と確認していきます。
うーん、やはり同じところで躓いてしまいます。その一方で合同練習よりずっと良くなった部分も!一週間しっかり準備してきた証ですね。
10分をフル活用し、再び屋外用シューズに履き替えて外へ。会場近くの空きスペースで最後の練習です。さあ、本番に向けて集中して頑張りましょう!
キッズチアたちの応援はハーフタイムだけではありません。試合中はスタンドから声とポンポンで会場を盛り上げます。
今日の対戦カードは、日立サンロッカーズ対トヨタ自動車アルバルク。「あれ?なんか聞いたことのある組合せ?」と思った方がもしいらっしゃったら、素晴らしい!
実は、昨年コラボパフォーマンスをした時と同じ組合せなのです。その時はトヨタのホームゲームだったので、コールもポン文字も「トヨタ」でした。ところが、今回は日立のホームゲーム。年少メンバーの中には、昨年力いっぱい「トヨタ!」と応援しただけに急に切り替えられない子もいるので、今回は両チームとリーグ(JBL)応援することになりました。良いプレーにはチームに関係なく精いっぱい声援を送るメンバーたち。そのせいか?試合自体も1点を争うシーソーゲーム。前半を27-25サンロッカーズ2点リードで終え、ハーフタイムを迎えました。
さあ、本番です!
三味線を使った和テイストながらビートの効いたRockに合わせ、コートいっぱいに繰り広げられるパフォーマンス。100名超のキッズチアたちは、合同練習よりも試合前の練習よりも、ずっと良い表情で声も大きい!
何度も練習したフォーメーションチェンジも、ちょっと惜しい部分もありましたが、今までで一番スムースできれいな出来です。
曲が変わり、選抜チームによるダンスへ。
合同練習で先生に「“選ばれた”感がない。それらしい輝きが足りない。」と言われていたのを吹き飛ばすように、大きく華やかに踊れています。
そして再び全員でのパフォーマンス。
「J」「B」「L」のポン文字に会場が沸きます。ポン字に合わせたコールとモーションも力強く、会場からの拍手がどんどん大きくなります。退場の最後までしっかりアピールもでき、良い盛り上がりままパフォーマンスを終えることができました。
試合は後半に入った後も一進一退が続き、なんとブザービーターでアルバルクが同点に追いついて延長戦に突入!残り2秒でフリースローを得たサンロッカーズが70-69でアルバルクを振り切り、ホーム最終戦を勝利で飾りました。
スタンドは大盛り上がり!もちろん、キッズチアたちも一緒に声援を送りポンポンを振って盛り上がりました。手に汗握る好ゲームのハーフタイムに出演し、スタンドから声援を送れるなんて、最高にラッキーですよね。試合終了後にはサンロッカーズチアリーダーの方々と一緒に記念撮影♪
今回のコラボパフォーマンスは、本番でベストパフォーマンスが出来たという点では、とても良かったと思いました。合同練習での反省も活かされ、一人一人の努力も見られました。パフォーマンス以外でも、高学年のメンバーが低学年メンバーを気遣ったり時には注意したりしてそれぞれチームをまとめていたのも良かったです。
ただ、本番当日に遅刻したり、持ち物や服装などの約束が守れないメンバーがいたのは非常に残念でした。チームの一員として責任持って行動することは、チアの基本。それができないのは、本番でどんなに良いパフォーマンスをしても帳消しになるくらい残念なことです。
そして、本番が良かっただけに「本番さえ上手にできれば良い」と思って欲しくないと思いました。本番は一か八かの賭ではありません。本番の集中力でより良いパフォーマンスができることはありますが、基本は練習で出来たことを見せるのが本番です。「練習で出来ていないことは本番でも出来ない」と思って、練習も全力で頑張って欲しいと思います。
複数のチームによるコラボレーションは、他チームの良さを知り刺激を受けると同時に、自分のチームの良さにも気づける機会です。前回のコラボ出演から単独出演に挑戦したロミフルズからは今までにない強さと成長を感じましたし、今回コラボに参加した3チームはコラボならではの強さとチームワークをパフォーマンスでしっかり見せてくれました。
これからもコラボパフォーマンスの機会は作っていこうと思っているので。ぜひチームのために、チアリーダーとしての自分のために大いに活用していただき、キラキラしたチアリーダー&チアチームがどんどん増えていってくれたら嬉しいです☆
☆PEPsチアリーダーズ
2006年5月発足。31名在籍(2013年3月現在)
吉祥寺のスタジオで週1回レッスン。競技性ではなく“人を元気づけること=応援”を活動テーマとして、大会等には出場せずに、地元のお祭りやイベントへの出演、スポーツチームの応援や老人ホーム慰問などを中心に活動している。
*メンバー:小学生~高校生
http://peps-cheer.com/school/
★
☆A-1ラブクローバー
2007年4月発足。66名在籍(2013年3月現在)
NAスポーツクラブA-1笹塚で開講されているキッズチアリーディングスクールのメンバーで構成されているチーム。地元イベントや「TOKYOスポーツチャレンジ 夏チア」などのコンテストにも出演している。
*メンバー:3歳~小学生(今後、中高生クラスを新設予定)
http://www.nacs.co.jp/kids/
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☆メガロス武蔵小金井チアダンススクール
2007年9月発足。29名在籍(2013年3月現在)
スポーツクラブ・メガロス武蔵小金井店で開講されているキッズチアダンススクールのメンバーで構成されているチーム。地元イベントへの出演や老人ホーム慰問なども行っている。レッスン見学や無料体験レッスンも適宜実施。
*メンバー:年長~小学生
http://www.megalos.co.jp/musashi/
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