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昨年、初の試みとして神宮球場で行った「キッズチアコラボレーション」。ヤクルトの公式ジュニアチアリーダーズSparklesと一緒に、このWEBマガジンでもお馴染みのPEPsチアリーダーズをはじめメガロス武蔵小金井チアダンススクール、A-1ラブクローバー、東川口ロミフルズ、TIGGERS DANCE TEAMの総勢160人が試合前パフォーマンスを行い、スタジアムを盛り上げました。
好評の結果、今年も第2弾の実施が決定!今回はさらに規模を拡大し、210人で元気いっぱいにスワローズを応援しました☆ |
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9月9日(日)全チーム合同練習 |
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出演当日はリハーサルが行えないため、出演者全員で一緒に練習できるのはこの合同練習1回きり。限られた時間を最大限に使えるよう、ダンスやチームごとの動きは各チームそれぞれのレッスンで仕上げ、今日は全体のフォーメーションと動きといった全員でしかできないことを確認していきます。
場所は杉並区内の体育館。屋内といえ残暑の厳しい一日でしたが、最後まで集中を切らさずに頑張りました!コラボ経験のあるメンバーが初参加のメンバーをフォローしたり、昨年の経験が生かされていたのも良かったです。
その一方で、人を頼って自分ひとりでは動けない、フォーメーションも覚えていない、というメンバーもちらほら。
「そんな気持ちでやっているなら出なくて良いです。」
「ここにいるのは、やる気のある人だけ。やる気がないなら辞めてしまいなさい!」
先生の厳しい言葉の根底には、大勢で作り上げるコラボレーションゆえの理由があります。チアのパフォーマンスは「人数が多ければ、ミスをしても目立たない」というものではありません。「目立たない」と思っているのは本人だけで、実は人数に関係なく目につくものです。
それに、そもそもパフォーマンスは「ミスしない」のが大前提。一人のミスがチームのパフォーマンスを台無しにしてしまうことだってあるのです。10人で踊るなら自分以外の9人に、100人で踊るなら99人に対して責任があります。もちろん、人間ですからミスすることはありますし、思いがけないアクシデントもあるでしょう。でもチームに対してしっかり責任を果たそうと万端の準備をした上でのミスと、チームメイトをあてにして不十分な準備で臨んでのミスとは意味が全然違います。責任をきちんと負わずに甘えていることに対して、先生は厳しく叱るのです。
今回のコラボは、Sparkles、PEPs、メガロス、ラブクローバー、ロミフルズ、TIGGERS DANCE TEAM、SUNNYSの7チーム210人で作り上げるパフォーマンスです。1人が209人に、1チームが6チームに対して責任をもって臨むこと。それを再確認した合同練習でもありました。
そこで見つかった課題を各チーム、各メンバーが持ち帰り、本番までにクリアして来るはずです。さあ、本番ではどんなパフォーマンスになるでしょう? |
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9月15日(土)キッズチアコラボ当日 |
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「今日はSparklesと一緒に神宮球場を盛り上げるために、たくさんのチアリーダーが応援に来てくれました~!」
スタジアムDJのパトリックさんの声がスタジアムに響きます。バックスクリーンのビジョンに映し出されるSparklesのロゴマーク。その下にはコラボ参加の6チームの名前もあります。
「総勢210名による今日だけのスペシャルパフォーマンスをお楽しみ下さい!!」
2塁後方いっぱいに並んだ色とりどりのユニフォームに身を包んだキッズチア210人が、曲に合わせて一斉に元気いっぱい動き出します。その華やかさにスタンドのテンションもふっと上がった感じがしました。 |
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「S!」「W!」「A!」 「L!」 「L!」 「O!」 「W!」 「S!」
音楽に合わせてコールと共に“SWALLOWS”をポン文字で作っていきます。一文字ごとにスタンドから起こる拍手。1塁側&3塁側のファールライン沿いではSparklesがSWALLOWSをスペルアウトしたボードを掲げて、スタンドのお客さんのコールを促します。 |
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続けて、スワローズの応援ソング『We are the Swallows』♪神宮球場お馴染みの曲だけあって、ビジョンにはスタンドで一緒に踊るお客さんの姿も映し出されます。
「さあ、勝利を目指して、一緒にスワローズを応援しましょう!」そんな声が聞こえてきそうな210人が心を一つにしたダンス。その迫力に、スタンドからしばしば「おおっ」という声が上がっていました。
「GO!SWALLOWS!!」
最後は、一番遠いバックネット裏上方の席までハッキリ届くほど力強いコールでした。
今年のキッズチアコラボレーションも大成功☆
フォーメーションのズレや移動の偏りなど細かく見れば気になる部分もたくさんありましたが、「見る人を元気にする」「一緒に応援しよう!という気持ちを伝える」ことをしっかり出来ていた点は素晴らしかったです。そして、コラボレーションならではの迫力があり、観客の皆さんに楽しんでいただくことができました。(実は後日、球場でのパフォーマンスは見慣れているSparklesメンバーのご家族からも「感動した!」と言っていただきました♪)
良いパフォーマンスができたのは、メンバーの頑張りがあったことはもちろんですが、メンバーのご家族の支えがあってこそ!です。普段のレッスンも合同練習も、出演当日も、ご家族のサポートなくしては出来ません。だからこそ、指導する先生たちはメンバーに毎回“最高のパフォーマンス”をして欲しいと思うのです。なぜなら、パフォーマンスを通して気持ちを伝えることができるのがチアリーダーだから。「感動した!」と言っていただけるほどのパフォーマンスなら、「ありがとう」の気持ちも言葉以上に強くご家族に伝わるはずです。
キッズチアコラボレーション第3弾、ぜひ実現したいですね。 |
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