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HOME > 連載一覧 > vol.34 東京ヤクルトスワローズ夏休み特別企画 Sparklesと一緒に踊るSummer Camp Report編
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チアリーディングは、子供から大人までそれぞれの年代で楽しみながらできて、様々な効果が得られるスポーツです。単にダンスを踊るだけではなく、頑張っている選手やチームの応援を通して“一体感や感動を共有する”といったスポーツの新たな楽しみを知ることもできます...
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連載 article vol.31
東京ヤクルトスワローズ 夏休み特別企画「Swallowsと一緒に夏休みの思い出をつくろう!」公式ジュニアチアリーディングチームSparklesと一緒に踊るSummer Camp Report編
 
Dazzling Style vol.30でご紹介した東京ヤクルトスワローズ公式ジュニアチアリーダーズSparklesの夏休み特別企画『Sparklesと一緒に踊るSummer Camp』が実施されました!
今回はその様子をレポートします☆
 
ドキドキのレッスン初日
 
2012年8月7日(火)午前8時50分。すでに暑い日差しが照りつける神宮球場前に集合したCamp参加者たちは、皆ワクワクと不安の入り交じった表情。同行の保護者の方々の方が元気かも?それでもインストラクターに促され(ちょっと)元気に「行ってきます!」と手を振って球場内のレッスン会場へ向かいました。

レッスンは、先ず1人ずつの自己紹介からスタート。チアリーディングはチームスポーツなので、たった2日間でも“チーム”として、お互いを知って仲良くなることが大事です。
さらにSparklesが大切にしているチアリーダーとしての『お約束』が3つあります。それは、「挨拶」「返事」「話しの聞き方」。ダンスが上手なだけじゃ素敵なチアリーダーにはなれません。
驚いたのは、先生の「チアリーダーって何する人か知っている?」という質問に、すぐ「応援する人!」と答えが返ってきたこと。そう、チアリーダーは単にポンポンを持って踊っているのではなく、誰かを応援し、元気づける存在なのです。「どうしたらスワローズの選手を元気づけられるか、『応援されて嬉しい、頑張ろう!』という気持ちになってもらえるかを考えながらレッスンしていきましょう。」という先生のお話から、いよいよ体を動かしていきます。
と、その前に、一人一人ポンポンが配られました。スワローズのチームカラーの「赤」と「青」。自己紹介ではちょっと大人しかった子もキラキラのポンポンを手にしてテンションUP☆ 試合では、ポンポン以上に輝く笑顔でスワローズを応援しましょう!

今回Camp参加者は、神宮球場でSparklesと一緒にオープニングのダンスと7回表後の『東京音頭』に出演します。そのためのレッスンは今日と明後日のたった2回。ウォーミングアップとストレッチで体をほぐして、さっそく球場で踊るダンスを覚えていきます。曲はスワローズの応援ソング『We Are The Swallows』。さすが「スワローズを応援したい!」と参加してくれたCampメンバーたちです。見事に全員知っていて、中には曲に合わせて口ずさんでいる子もいました。

レッスンは「9時~10時半」と「10時半~12時」の2クラスに分かれています。前半は「5歳~小学2年生」、後半は「小学3年生~中学3年生」のクラスです。内容は前半・後半ほぼ同じ、インストラクターも同じです。後半の高学年クラスは、年齢に合わせて少しだけ難しくなっていたウォーミングアップやダンスの振り付けにはしっかりついて頼もしい!ただ、ちょっとまだ照れがあって “元気”や“笑顔”が足りないかな・・・。

90分というちょっと長めのレッスンでしたが、全員最後までしっかり集中して頑張っていました。そして、本番で着るSWALLOWSのTシャツを受け取って、解散。たくさん動いて疲れているはずなのに、みんな集合の時よりもずっと元気!応援する相手だけでなく自分自身も元気になれるところがチアの良いところですね♪
次に会うのは9日(木)。午前中にレッスンをして、夕方にはいよいよ本番です。

 
レッスン2日目。そして本番!
 
集合時から元気なご挨拶でスタート。初日のレッスンで習ったことを実践してくれて頼もしい。この調子でレッスンも頑張りましょう。
今日はダンスの仕上げと、本番を想定した動きの確認が中心です。ふだんスタンドから見ているグラウンドも、実際に立ってみると思った以上に広く感じるため、一瞬、方向が分からなくなったりします。そこで、グラウンドの図を見ながら、入場から踊る場所への移動、踊る向き、退場の方向などを確認。 さらに、踊る時の並び順も覚えます。ダンス以外にも覚えることがいっぱいあるんです。

レッスンを終えていったん解散した後、出演時間に合わせて再度集合。SWALLOWSのTシャツに、手には赤と青のポンポン、緊張した面持ちで待機しているところにSparklesが合流します。
「こんにちは!」
Sparklesメンバーの元気な声に、近くを通りかかったお客さんたちも笑顔で応えてくれます。Campメンバーにも気さくに声をかけたりして、“一緒に応援しよう!”という気持ちが伝わったのでしょう。全体の緊張感が良い感じにほぐれ、Campメンバーの口からも挨拶が自然と出るようになってきました。

さあ、本番。オープニングは曲が予定より早くかかってしまうというハプニングがありましたが、Campメンバーも含め全員慌てることもなく、元気いっぱいなダンスでスタジアムを盛り上げることができました。
しかも、球場に立つのが初めてとは思えないほどCampメンバーのフォーメーションが真っ直ぐできれい!周囲の壁が全て曲線の球場で、ラインのない場所で直線上に立つって結構難しいんですが・・・。

7回表後の『東京音頭』では、ポンポンをSWALLOWSのフラッグに持ち変えて、Sparklesのダンスと共に盛り上げます。目の前はスワローズファンで埋まったライトスタンド。そしてナイター照明の中、自分たちの振るフラッグに合わせて揺れる傘・傘・傘!きれいだったでしょうね。

2度の出演を無事に終えた後、Campメンバーは解散です。レッスン初日とは見違えるほど明るい笑顔と元気な挨拶!そしてCamp中に仲良くなったメンバー同士でスタンド観戦に向かう姿もありました。

実際にプロ選手がプレーするフィールドに立った感触、そこから見た風景、大観衆の声と視線、スタジアムが盛り上がる一体感・・・
今回のCampの目的の一つだった「夏休みの思い出」は、きっとCampメンバーそれぞれ作ってくれたことと思います。そして解散時の様子から、レッスンやSparklesの姿を通して『お約束』の大切さやきちんとやった時の気持ち良さも感じてくれたんじゃないかな?と思いました。

Sparklesでは、来シーズンもSummer Campを実施したいと考えています。そして1人でも多くの方にスワローズを応援していただき、さらにはチアの楽しさを実感していただけたらとても嬉しいです。

 
 
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